「日本のクラシック音楽家.net」というサービスを作った
なんでこんなサイト作ったの?
という質問に関しては、自分がクラシックコンサートなどに行ったときに、いいなぁと思った人がいたのに検索しても何も情報が出てこないと思ったのがきっかけです。これがびっくりするくらい出てこなくて、だいたい他のコンサートにその人が出ていた時のチラシが見つかって、同じ写真と同じ文章が見つかるだけだったりします。
たまにFacebookのページなんかが見つかることもあるのですが、これもいわゆるFacebookページでは無く、個人アカウントだったりして、他人のコンサートの告知だったり、その人の食事だったりします。私としては音楽家としてどういう人なのかが知りたいのであって、その人が何を食べたかには何ら興味がないのです。あちこちの投稿に分散しているその人のプロフィールを集めて構築しようという気もなく、ぱっと見てこういう人だったんだと分かればいいんです。
それで、あちこち見たとしても、その人がどういう経歴の音楽家なのか、次にどこで演奏するのかとか、どういう団体に所属しているのかなどは最初に見たパンフレットの小さなプロフィール以上のことはわからず、調べることをあきらめてしまうということが続いていました。
2年ほど前に「Music+Web」というイベントがあって、その時にも音楽家とWebというのは非常に相性がいいとは思っていたのですが、なかなか上手く使っている人を見かけないなぁと思いながら過ごしていたわけですが、先日ある案件で会員登録機能を使う機会があって、プロフィールを登録して表示させるくらいのことだったら、たいして苦労せずにできるなぁと思って作ってみた次第です。
a-blog cmsの場合、1サイト作るとライセンス費用が掛かるので、たくさん作れないのもちょうどよかったです。その昔、Yomi-Searchというリンク集を作れるCGIのサイトをいくつか持っていましたが、面倒くさくなって辞めたことを思い出したので、クラシック音楽家だけにしておくことにしました。
とは言え、ちょっとカスタマイズするだけで同じようなサイトって割と簡単にできますので、マジシャンでやってみたいとか、フリーランスの外科医(2人くらいしか思いつきませんが)でやってみたいという方は製作をご依頼ください。
そんなわけで、これからプロの音楽としてがんばりたいという音大生とか、もっと世に出たいという中堅になりつつあるくらい若手の音楽家とか、何らかの事情で人間関係でなくネットで活路を見いださなければならなくなった音楽家の方のお手伝いができればと思っています。
雑感の部分なので、個人ブログの方に残しておきます。a-blog cmsのカスタマイズとか製作についての覚書は、あらためてフォルトゥナのブログに書きたいと思います。