iPhone6 Plus(Softbank)からSAMURAI REI「麗」(Freetel)に変えた話
相変わらず「iPhoneでまだ消耗してるの?」とかいうタイトルと付けられない坂本です。
内容の薄さを画像でごまかそうとする典型的な例です。一般の皆さまにはこのような画像の使い方はおすすめしていませんので、よろしくお願いします。
スマホはずっとiPhoneを使い続けていて、検証用のAndroid端末はいくつか持っているのですが、メインの電話として使ったことはないので、その辺りの経緯と実際に変えてみた感じたことを書いてみたいと思います。
結論から先に書くと、割とよかったという感想です。
携帯を変えた理由
これはいろいろあるのですが、大きく2つです。
- 重い
- 高い
重い
先にスマホを変えたいと思ったのは、iPhone6 Plusが重いということでした。
もちろん自分で買ったものですが、使い続けるとこんなに重さを感じるとは思わなかったです。
7インチクラスのタブレットと違って片手で操作することも多いので、後ろに着けるリングで補助していたのですが、それでも僕には172gは重すぎたようです。
と言うわけで、例によってSoftbankの2年縛りが終わるのを待っていました。 スマホ本体には実は何の興味も持ってないので、最初にiPhoneを選んだときもみんなが持っているからとか、仕事用に1台は必要だからという感じで選んでます。
僕の心には「次はもっと軽いスマホを買おう」しかありません。
高い
重いだけなら、他の機種に変える手もありますが、まあSoftbankが高い。端末の値段が上がれば料金も上がりますし、18年9ヶ月(正確には関西デジタルホン→J-PHONE→Vodafone→Softbankですが)も使ってるのに、特に恩恵を受けたこともない気がするので、出て行くことにためらいはないのですが、どこに行くかが決めきれません。
あらためて自分の使い方を整理してみました
- 通話はそれほど多くない
- 通信料は2Gでだいたい収まる
- 行き先にだいたいWi-Fiがあり、ないときだけテザリング
- コワーキングやカフェなどでの仕事はできないタイプ
- この10年でSoftbankショップに行ったのは買い換えと水没の時だけ
と言うわけで、高い通話品質・どこでもつながる高速回線も手厚いサポートも何もいらなかったのです。
と言うわけで、キャリアではなく、格安SIMに変わっても特に困らないだろうし、突然会社が潰れても、WIMAXとかで補えるはずなので、格安SIMへの転出が決定しました。
ちなみにiPhone6s以降の人だと、重量も気にならない、スペック面でも困っていないというのであれば、SIMロックを解除して、格安SIMにするのがいいと思います。もちろん通話が大事な人は別ですが・・・。
格安SIMの会社っていったいいくつあるんだろう?
あまりにも多すぎて、価格.comとかで見てもちっともわかりません。
そこでFacebookで聞いてある程度絞った上で、ビックカメラに直接出向くことにしました。
MNPはその行きがけにSoftbankショップに寄りましたが、「一応いろいろ組み合わせると少し安くなりますが・・・」まで言われたのですが、「全然金額違いますもんねぇ」と言ったら、「そうですね!」と黙って手続きを進めてくれました。
強く引き留められるようなことはなかったです。
さて、ビックカメラでは「何かお探しですか」とY!mobileと書かれたお兄さんが話しかけてきたので、先に挙げたような要件を言うと、4つほど候補を選んできてくれました。
驚くことにその中にY!mobileはありません。途中で何度か「お兄さん、Y!mobileの説明しなくていいの?」と聞いたくらいです。
その説明の中でも一番合いそうだったのがFreetelでした。
FreetelはFacebookでも特に問題なしと聞いていたので、それもあって決めました。
端末も込みで安くなると聞いたので、機種もその中から選ぼうということで、REI「麗」という端末を選びました。
ここからは契約になるので、Y!mobileのお兄さんからFreetelのお兄さんに交代です。
Y!mobileのお兄さんありがとう。何か通信が必要になったらY!mobileを選ぶようにします。多分必要ないけど。
ちなみに私の場合だと、スマートコミコミの「使った分だけ安心プラン」というので、毎月1万円ちょっと払っていたのが、3000~4000円くらいになりそうな感じです。
Freetel Reiという端末
もっと高スペックの端末もあるのですが、このREIはだいたいミドルクラスの製品になるかと思います。
全部調べてないけど、価格的にもだいたい真ん中くらい。
そして136gという軽さが決め手になりました。
私が気にするような部分をiPhone6 Plusと比べてみました。
一般的なスペック表と優先順位が明らかに違いますがご了承ください。
REI(麗) | iPhone6 Plus | |
---|---|---|
重量 | 136g | 172g |
ディスプレイ | 1920x1080 | 1920x1080 |
CPU | MediaTek MT6753 | APPLE A8 |
RAM | 2GB | 1GB |
カメラ | 1300万画素 | 800万画素 |
実際に触ってみたところ、iPhoneとAndroidの操作感の違いは別にして、画面もきれいですし、きちんと操作できます。指紋認証に少し癖があるかなという気がしますが、これも慣れで解消してきました。
iPhone6 Plusが2世代前のハイクラスのスマホ、 REI(麗)がそのCPU何?くらいの代物であることを考えると、体感でiPhone6 Plusの8~9割くらいの気がします。
もちろん最新のハイスペックの機種にはとうてい及びません。
ゲームとかだと若干コマが落ちると感じることがあります。
同じゲームをしても再起動直後としばらく使ってからでは、やや違うように思うので、メモリの方かもしれません。
ただ、最近はiPhone6 Plusのバッテリー消費がおかしいのと、頻繁に落ちる(アプリではなく再起動される)という減少に出会っていたので、それがなくなっただけでも快適なのですが。
いずれにしろ、まあ実用的な「中華スマホ」だと思います。
以前に買ったAndroid4.0の中華タブレットは、タップしたところから5mmくらいずれたところが反応するというような代物だったので、それに比べれば必要な機能が使えているので全然問題ない感じです。
Freetelには「とりかえーる」という何回聞いてもよくわからないサービスがあって、 「残金なしで新モデルに機種変できる!」「壊れていても新モデルに機種変できる!」と言うことなので、何かあれば交換すればいいやくらいに思ってます。
iPhoneを辞めたことで通知から解放された
長いことをiPhoneを使い続けていて気づいたのですが、まあ便利ですし通知も親切です。
よくわからないならiPhone、自分好みでカスタマイズしたいならAndroidのような言い方をしますが、僕はあんまりスマホに興味ないので細々とした設定をしたくないのです。
そうすると、Androidってものすごく不親切なんですよ。未読数のバッジとか出ない(ランチャーによっては出せるものもある)とか、Gmailの未読を出すだけにアプリを入れないといけないとか。
そういうことへの対応を辞めると、スマホで即時返信とかをしなくなって、帰宅してからまとめてやるとか、一通り見てから優先順位を決めてタスクを片付けるようになって、使える時間が増えた気がします。
通知を追わなくなったという感じですかね。 業務で必ず必要なものは、リマインダーのメールが届くようにしていますし、必ずしもスマホアプリで解決しないといけないことはないわけです。
これは多分iPhoneを使い続けていると「そういうものなんだな」と思って、気づかなかった部分なんだろうなと思います。
全般的には変えてよかった
まだ使い始めて10日というところですが、軽くなったし、安くなったし、時間に余裕ができた気がするということで、iPhoneを辞めてよかったなと思ってます。
結構長く書いた気がしますが、僕ってスマホ本体に興味がないんだなぁということをあらためて感じた次第です。