RyzenとMetis Plusで自作したパソコン その1年後
昨年作った自作パソコンですが、ちょっとずつ手を入れながらも快調に使えていますので、その後をちょっとまとめておきます。
1年間で一部のパーツを入れ替えました
まずは現在のスペックと変更点の一覧表です。
変えたのは電源、CPUクーラー、ケースファンとなります。3.5インチのHDDも内蔵していたのですが、ケースに入れて外に出しました。
1代前のPCのケースはミドルタワーだったので、何も考える必要もなく、何でもできてしまったという感じでしたが、ケースが小さいといろいろ考えることが多いなぁと感じます。
ケース | RAIJINTEK METIS PLUS グリーン |
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ケースファン | Metis付属のもの → 虎徹 MarkII付属のKAZE FLEX 120 PWM |
CPU | AMD Ryzen 7 1700 BOX |
CPUクーラー | 虎徹 MarkII → Noctua NF-A12x25 PWM(ファンのみ換装) |
マザーボード | ASUS ROG STRIX B350-I GAMING |
メモリ | Corsair CMK16GX4M2A2666C16R [DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組 |
ビデオカード | Palit GeForce GTX 750 Ti StormX OC |
サウンド | オンボード |
SSD | SAMSUNG 960 EVO M.2 MZ-V6E500B/IT(500GB) Crucial MX500 CT500MX500SSD1/JP |
HDD | 外付け |
光学ドライブ | 外付け |
電源 | 玄人志向 KRPW-N500W/85+ → SilverStone SST-SX600-G |
電源ユニットの変更
まずは電源を玄人志向 KRPW-N500W/85からSilverStone SST-SX600-Gに変更しました。
玄人志向の電源そのものにはまったく不満はなく、容量も全然足りていたのですが、プラグイン方式ではないため、ケーブルの取り回しに苦労していたので、より小型でプラグイン方式のSFX電源に買い換えたわけです。
KRPW-N500W/85 が4,780円で、SST-SX600-Gが13,980円とめちゃくちゃいいものを選んだみたいですが、電源だけはいいものを選べというどこかの家の家訓を聞いたことがあるので納得しています。
SFX電源はお高めですが、もし今から買うなら後継機のSST-SX650-Gがいいのではないでしょうか。ファンも大きくなって、より静かになっているらしいですし。まあ18,000円くらいになっちゃいますが・・・。
虎徹 MarkIIのファンを換装して、ケースファンを静音のものに変更
そもそもCPUはRyzen 1700で定格3.0GHzを3.675GHzで使っていますが、これだとCPUの発熱で電源が暖まってしまって、ファンが結構うるさいんです。そんな無理なオーバークロックでもないのですが、そこはMini-ITXでケースも小さいですし、熱の問題はついて回りますね。
CPUそのものは虎徹 MarkIIで冷やされていますが、ファンの風量がおとなしめですし、そもそもCPUからの熱を吸い出したぬるい風なので、なかなか電源が冷えてくれないんですね。
ではケース内の温度がそれほど高いかというとそうでもなく、温度が低いときにはケースファンは止まっていたりします。
ということで、CPUクーラーを風量のありそうなものに変えてみようと思っていたところ、ドスパラのなんば店発見したのがNoctuaのNF-A12x25 PWMです。
元々、虎徹 MarkIIにはKAZE FLEX 120 PWMという価格.comでも1位になるくらい高評価のファンが付いてくるのですが、こちらにはケースファンに回ってもらいます。
結果的には大正解だったようで、CPUクーラー・ケースファンともに回転数は控えめながら、電源のファン回転数が下がって、劇的に静かになりました。予算に余裕があれば、全部Noctuaのファンにしたいくらいです。
オーバークロックをもう少し控えめにすれば、ほぼ無音くらいになるんでしょうが、そんなに負荷の掛かる業務はしないですし、Ryzenなのでこのくらいではがんばってほしいところです。
この機会にケーブルの取り回しなども1からやり直して、かなりマシンに余裕が出たので、グラボをGeforce 750TiからGeforce 1660に変えてみたいと思います。
ファンの回転数ももう少し上げれそうなので、第3世代のRyzenが出たら、CPUを変えようかなと思います。その場合はTDP95WのRyzen7 3700(正式発表はない)くらいでしょうか。この辺りだと定格運用でいい気かもしれません。
そんな感じでちまちまパワーアップできるのが、自作PCのいいところですよね。
ついでにアルミ板を敷いてみた
Metisシリーズのエアフローはやや特殊で、電源が下付けになるため床向きの排気になります。床に直置きすると、床がぬるい感じになるので、ホームセンターで買ってきたアルミ板を敷いてみたところ、ケースの温度が少しだけですが下がった気がします。1000円くらいでできると思います。
ケースを大きくすれば、静音も高速化も解決するわけですが、コンパクトな方がうれしいので、工夫でがんばっていこうと思います。