プロバイダをZOOT NATIVEに変えたら、回線速度が改善された

ネット回線が遅いと仕事にも影響でるのですが、動画がカクカクするとか、ゲームが動かないとかいろんな不満が出てきます。

今回、プロバイダを変えたら速くなりましたので、経緯などをまとめてみました。ZOOT以外にもいろんなサービスがありますが、あまり通信インフラについては詳しくないので、他との比較とかではなく個人的な感想です。

混雑時間は2~5Mbpsくらいしか出なかった悲しい回線状況

うちはマンションで、「フレッツ 光ネクスト マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼」というプランで、フレッツ光史上最高スペックらしいのですが、ちっとも速くありません。

元からそんなに速くなかったわけですが、隼に変えたのにちっとも隼感もなく、最近は特に遅くなっていて、23時頃の混雑時間帯だと、2~5Mbpsくらいしか速度が出ず、下手をすれば1Mbpsを切るという、ADSLもびっくりの状態でした。

それは回線のせいでなく、プロバイダが悪いんじゃないの?という方もいると思いますが、それは薄々感じていました。きっと18年使っているso-netの問題だろうと。

ポストペット時代からなので、20世紀から使っていることになるはずです。

固定IPが必要になったタイミングでZOOT NEXTに変えました

仕事の都合上、固定IPというのが1つ必要になりました。知らない人にはどうでもいいことかと思いますが、そういうネットのサービスがあると思ってください。

それを簡単に手に入れるのはどうすればいいのだろうと調べたところ、インターリンクというプロバイダのZOOT NEXTというサービスを使えば、固定IPでネット接続ができることがわかりました。

そこでさらっとSo-netからZOOT NEXTに乗り換えます。今までSo-netに毎月972円払っていたのですが、ZOOT NEXTだと固定IP+接続料で1,296円です。300円で固定IPが使えるなら安いものです。

これできっと速くなるはずだと思ったのですが、たいして変わりません。やっぱり回線の問題なのかなとも思いましたが、いろいろ調べてみるとIPv6(通信方式)でつなぐと速いというような話がありました。

ZOOT NEXTとPR-○○○xxというルーターの組み合わせではIPv6接続できない

あらためて調べてみると、ZOOT NEXTではIPv6 PPPoEという方式で接続することができるのですが、サイトにこのように書かれています。

NTT西日本・東日本から貸与されるひかり電話ルーター・ホームゲートウェイ(PR-400NI、PR-400KI、PR-500MIなど)は、IPv6の接続設定で任意のユーザー名を指定する事ができず、ユーザー名の末尾に「.hgw6」が強制付与されるため接続できません。 

https://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=1159

うちにあるのはPR-400NEという機種で、まさにこれに該当するようです。

つまりこのままではIPv6接続できないわけです。

同じインターリンクのZOOT NATIVEというサービスとの併用でIPv6接続が可能に

そこでもう少し調べると、同じインターリンクのZOOT NATIVEというサービスがIPv6 IPoEという接続方法が使えて、先に契約していたZOOT NEXTと併用もできることがわかりました。

料金は月額2,160円と少し上がり、かつDS-Lite(ゲーム機とは違う)対応のルーターが必要とのことです。

月額料金アップとルーター購入を迫られたわけです。ただし、このZOOT NATIVEというサービスは2か月間無料で、その間は解約しても違約金はかかりません。

なので、対応したルーターだけ用意できれば、IPv6 IPoEを試すことができるわけですね。

アイオーデータのWN-AX1167GRという無線ルーターが安かった

これもDS-Lite対応でルーターを探したところ、何機種か出てきましたが、アイオーデータのWN-AX1167GRという機種が5,000円程度で買えることがわかりました。

元々使っていた無線ルーターに不満があったわけではないですが、もう5年以上も前のものだし、そろそろ買い替えてもいいタイミングではあります。もし速くならなくても5,000円なら無線LANルーターだけグレードアップしたつもりで、ZOOT NATIVEをそのまま解約すれば、たいして痛くもないですし。

ZOOT NATIVEでめっちゃ速くなりました

先にも書いた通り、だいたい2~10Mbpsくらいの速度だったのが、一番低いときで40Mbps、一番速いときで300Mbpsくらいの速度が出るようになりました。

なんでもっと早くやらなかったんだろう・・・。

DS-Lite対応のルーターがあれば、ZOOT NATIVEならすぐに無料で2か月間試せますし、まあルーターを買ったとしても、5,000円で済むので、フレッツ光の回線が遅くて困っている人は試してみるといいのではないでしょうか?

個人的には超絶おすすめですが、前提として以下のようなものが必要です。

  1. フレッツ光ネクストかフレッツ 光ライトの回線
  2. フレッツ・V6オプションの契約(ZOOT NATIVEの申し込み時に同時に申し込める)
  3. DS-Lite対応ルーター

接続はこのような感じに。


接続のイメージ。NTTから貸与されたPR-NE400とDS-Lite対応無線ルーターを接続し、そこからパソコンに有線接続する。スマートフォンとタブレットは無線接続で。ZOOT NEXTの固定IP利用時はLANケーブルを差し替える

他に選択肢はなかったのか? いや、いっぱいありますよ


スピードテストの結果。0時過ぎに233Mbpsほどの速度が出た

きっと世の中にはもっと安くて速いプロバイダがありますし、ルーターだってもっと速くていいのがあると思うんですけど、細かいことはどうだっていいんです。

元が遅すぎたので、動画が落ちないだけで快適ですし、PS4のネットワークエラーもほとんど見なくて済むんです。ZOOT NEXTは既に使っていたので、それに合わせるのが楽でよかったんです。

実はドコモ光に回線ごと変えようかと思って、家電量販店まで話を聞きに行ったのですが、ドコモ光のお兄さんが力強く言ってました。

「速さはほとんどプロバイダで決まります」

「なるほど、じゃあ回線の前にプロバイダを変えよう」と思ったわけです。So-netの重さには懲りていたので、ここはもう少しマイナーなところにしておこう(インターリンクがマイナーだとは思わないけど)という感じで決めました。

とりあえず納得のいくスピードが出ていますし、これ以上悩むのもめんどくさいので、また動画がコマ落ちするまではこのままでいこうと思います。

今思い返しても、お兄さんの一言がなかったら、先に回線を変える方に進んでいたかもしれません。

本当にありがとう! もうしばらくフレッツでいきます!

ZOOT NATIVEと安いルーターで快適に!


プロフィール

さかもとくにお

大阪でフォルトゥナの屋号でウェブサイトの制作やコンサルティングを行っています。 ここでは仕事の話を書かずに趣味や普段の生活のことをなんとなくレベルで書いていきたいと思っています。

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