記憶に残るプロレスラー その1(その2はあるのか?)
今年は気になる選手について
この記事は「プロレスファンのためのカレンダー」の15日目の記事となります。今年はちょっと人数がさみしい感じです。まだ皆さん今からでもぜひ書いてみてくださいね。
昨年は「僕の中での最強の必殺技」ということで、木戸修戦で使われるブラッド・レイガンズのカウンターのサイドスープレックスを上げました。対戦相手まで決められているところがポイントです。
今年は何を書こうか悩んだのですが、技のことを書いたので、今年は選手のことを書こうと思います。
最強の選手は昔から変わらずジャンボ鶴田ですし、一番好きという意味でも一環しているのですが、気になるレスラーというと様々な選手が上がってきます。山ほど挙げられそうですが、今回は3人ほど。なお、馬場さんとカブキさんは殿堂入りです。
1. 長州力
入場からあの気迫とオーラを出せる選手は、今でもほとんどいないのではないかなと思います。今では人の良さそうな笑顔で滑舌の悪い人みたいな感じで出ていますが、昔は怖かったですよねぇ。
やはり小さい頃からプロレスを見ていると、その辺にいなさそうな選手がすごいなと思います。
新日本プロレスの中継からプロレスを見始めた僕にとっては、最初に好きになった選手かもしれません。でも猪木へのラリアット6連発は必殺技信仰の強い僕には納得のいかない試合です。
どっちかというとリキラリアットでピンフォールを取るより、最後はサソリ固めで決めてほしい感じがします。ハルク・ホーガンがアックスボンバーの後に、あえてレッグドロップに行くのと同じ感じですね。
2. アニマル浜口
すっかり京子ちゃんの変わったお父さんになってしまっていますが、気合いの全面に出た小気味いい動きで、攻守ともに魅せるし、試合前後も魅せられる本当によいレスラーだと思います。
ジャンピング・ネックブリーカー・ドロップが非常に素晴らしいと思ってます。あれに比べると棚橋のスリングブレイドは何か物足りない気がします。あ、そうだ。ブロックバスターも忘れてはいけませんね。
もう1つ言うと、引退直前のアントニオ猪木の延髄切りでの倒れ方は、プロ中のプロの仕事だと思っています。
勢いで維新軍の選手を2人書いてしまいました。
3. 木村健吾
大阪では大人気(いろんな意味で)だった木村健吾ですが、何かずれていると思いながら、結局見てしまうという不思議なレスラーだったと思います。
後期の明らかに外に逃げていくなで切りのような稲妻レッグラリアットはもちろんですが、入り方を覚えているのかわからない、入ったとしても両手の所在なさげがなんとも言えない気分になるトライアングル・スコーピオンなど、突っ込みどころは山ほどあるんですけどね。
ベストバウトはサポーターに凶器を入れてピンフォールを奪った藤波戦(発覚後ノーコンテスト)です、ばれたことまで含めて木村健吾だと思ってます。
書き始めるとバロン・フォン・ラシクとか剛竜馬とか、マイティ井上とかいろいろ出てくるわけですが、またの機会に触れたいと思います。