阪神タイガース子供の会のこと
気づいたら阪神ファンでした
今期の阪神タイガースは全体を見ると予想以上にがんばった感じもしましたが、西岡に始まり西岡に終わるという、非常にタイガースらしい終わり方をしましたね。仕方ありませんが、また来年がんばってもらいましょう。暗黒時代を知っていたら、今の状況はたいしたことないと思えてしまいます。
我が家では祖父母が阪神ファンで、小さい頃から夏場はずっとテレビは野球が付いていました。典型的なアンチ巨人の家だったと思います。そんな環境で育ったので、気づいたら阪神を応援していたような感じになります。教育や洗脳って怖いですね。
僕の部屋には「阪神の」小林繁のサインなども置いてありました。きっと空白の一日のすぐ後のものだったに違いありません。当時はそんな事情などは知りませんでしたが。
少年野球教室!
そして気づいたら阪神タイガース子供の会(今はファンクラブKIDS)とかにも入会していました。
当時は多分甲子園のアルプススタンドに無料で入れるという特典があったと思うのですが、小学校低学年のため、親に連れていってもらわないと甲子園には行けませんでした。その代わり少年野球教室で、選手に野球を教えてもらえるという他にない特典があり、僕も2回当選して連れて行ってもらいました。これはものすごく強烈な記憶です。
こういうのってもちろん若手や2軍の選手が教えてくれるわけですが、投手部門で応募した僕は中田良弘選手や福家雅明選手に教えてもらいました。(当時の話なので敬称は選手で統一します)
中田選手に「僕のこと知ってるか?」と聞かれたので、「去年ドラフト1位ですごく勝ってたけど、今年はあまり出てない」という小学生ならではの正直さで答えたら苦笑されました。今ならもう少しだけ空気を読んだことを言えるのにと思います。ということはこれは1981年の話ですね。30年以上前のことですが、やはり印象の残る出来事はよく覚えているものです。
福屋選手からは斜めから腕が降りていたのを、もう少し上から下ろすといいとアドバイスされたのですが、確かにコントロールが良くなりました。プロってすごいなぁと小さいながらに感動しました。
ちなみにこの野球教室では、練習の最後に選手のサインを1枚もらって握手してもらえます。引越時にどこかにいってしまったのですが、我が家には源五郎丸洋選手、木戸克彦選手の両ドラフト1位(笑)のサインがありました。ある意味貴重なものだったのにもったいない・・・。
来年こそは30年ぶりに日本一に!
1981年、1982年と野球教室に参加して、1985年の日本一を迎えます。それから30年・・・。来年はなんとか日本一になってほしいなぁと思いながら、また来年の開幕を待ちたいと思います。