吹田市民合唱団第13回定期演奏会が終了しました

ようやく吹田市民合唱団の第13回定期演奏会が終了しました。今回は定演委員長という役をいただいておりましたので、いろいろな仕事があったわけですが、無事かどうかはともかく終わってほっとしています。

実務的な反省とかお金の話は内々でやるとして、個人的な感想とか裏話をメモ書きとして残しておこうと思います。



「無事之名馬」ですよ

だいたい実務的には半年前から動けば問題ないわけなのですが、ちゃんと動かなければならない時期に体調管理に失敗してしまい、結果的にやろうと思っていたことができなかったということが多かったです。今回は定演委員長という役をもらっていましたので、いろいろとやることも多かったのですが、体調が悪いとどうしても頭も回らなくなってしまいますし、上手く誰かにお願いするにも何かが足りないとか、丸投げになってしまったりしたのがのが、個人的に最も大きな反省点です。

2月は風邪と腸炎のコンボで、生まれて初めて救急車にも乗ってみました。乗りたかったわけではなく、結果的に点滴だけして帰ってきたわけですが、さすがに厳しいですし、どうしても時間がないと仕事優先になってしまいます。余裕がなくなりますね。

4月は本番3週間前にB型のインフルエンザに罹ってしまいました。直前なので最初に調子が悪い段階で病院に行ったのですが、その時は普通に喉が腫れていると診断されたのですが、薬を飲んでもどうにも治らず、別の病院に行ったところインフルエンザと診断されました。途中で症状が変わったので、きっとどこかでインフルエンザに入れ替わったんだと思います。

流行なんかはとっくに終わっているのですが、その時期まで生き残っているインフルエンザウィルスって、きっと生命力が強いんだと思います。点滴してもらって、高熱は1日で下がったのですが、頭痛と吐き気が3~4日残ってしまって、画面を見ると30分もしないうちに気分が悪くなるので、これは仕事にももちろん影響しました。

最後に本番で足が攣ってしまいました。普段はき慣れない黒の革靴で走り回ったのと、それによる大汗で軽い脱水症状を起こしていたのだと思います。最後のステージの途中から足がむくんできたのか、靴の横幅がきつくなって、親指と小指がしびれてきました。こうなると足の踏ん張りが効かなくなってしまうため、途中で2回ほど後ろに倒れそうになるのを我慢しなければなりません。定演委員長がステージで倒れるなんてできないですし、趣味を命がけでやってたとか思われても困るので、最後の10分くらいは体のバランスを取るのに必死になってしまい、ひたすら早く終わってほしいと祈り続けるという残念な結果になりました。それまでは相当調子よかったんですけどね・・・。

当日に走り回らなければならないのは準備不足から来るものですし、靴も履きやすいものを用意すればいいだけですし、きちんと水分を摂っておくだけでもだいぶ違ったはずで、まあ全部自分のせいなのですが、そういう意味でいろんなことがギリギリになってしまい、モグラ叩きのように目先の問題に対処しなければならないという状況を作ってしまったことが残念です。

手洗い・うがい・水分摂取という基本に立ち返って、次はきちんと体調を整えてがんばりたいと思います。練習でがんばっても本番で歌えなかったら意味がないですし・・・。もともと汗かきなので、気を付けてはいたのですが、それ以上に消耗が激しかったようです。年のせいかと思いましたが、最高齢の人は僕の倍なので、それは言い訳にしないようにします。

940人もご来場いただけました

会場となった吹田市文化会館メイシアター大ホールは座席数が1,397席なのですが、今回は940人ほどの方に来場していただいたということで、67%ほどの入りとなりました。

前回は850人くらいだったはずなので、1割くらい入場者が増えました。こういう合唱団の演奏会では、団員によるチケット配布(販売)などが集客の中心となるのですが、団員自体は前回に比べると2割近く減っています。それを考えるとものすごく動員は伸びたと言えます。正直なところ、GWの連休中ですし、前回より入場者は減ると予想していたのですが、かなり予想外でした。

特に当日券の売り上げが今までで最高レベルだと聞いた(実はまだ3年もここにいないので、前のことはあまり知らない)のですが、これはチラシ・ポスターを公共施設に貼ってもらったり、置いてもらったりしたことで、団員が声を掛けられる人以外の目に触れられたことが大きかったと思います。

もちろんウェブサイトやFacebookページ、Twitterなどでも当日券があるという告知はしていましたので、当日券のうちの何枚かはそこから出たかもしれませんが、こういうときは地元の公共施設とかが強いと思います。

印刷物の担当をしていただいた方と、ポスター作成のアイディアを出してくれた方(最初に誰が言ったのか忘れてしまいました・・・ごめんなさい)の超ファインプレーでした。

集客には演奏曲も大事

もう1つの理由として、サウンド・オブ・ミュージックという多くの人が知る曲がラインナップに入っていたということも大事です。いわゆる「合唱曲」というジャンルがあって、そればかり書いている作曲家もいるのですが、普通の人はそんな曲を知りませんし、わからない曲ばかりであれば、興味も沸きにくいわけで、誰もが知っている曲が入っているのは、吹田市民合唱団のような団体の集客には欠かせません。サウンド・オブ・ミュージックの場合は、去年が公開50年だったこともあって、いい曲だと思い出す機会が多かったこともあるかもしれません。

逆に合唱を知っている人の来場と経験者の入団を考えると、「合唱曲」の選択も大事だと思います。今回の演奏曲を見て入団した人もいますし、次の選曲(ジョンラター「レクイエム」と新実徳英「花によせて」)を見て見学に来られた方もいました。吹田市民合唱団の場合、定期演奏会は2年に1回と比較的スパンが長いので、演奏曲選びはすごく大事だと思います。

残り1ステージの曲を今から決めないといけないわけですが、10人くらい入団してくれる選曲があれば、迷わずそれにします。何かいい案ないですかね。

演奏について

役得として、当日ホールで録音された音源を私が持ち帰りましたので、団員の皆様より一足お先に聴いてみました。

細かいことを言えば、音が違うとか歌詞間違えてるなとか、自分も含めていろいろ反省点はあるのですが、全体的に非常によい演奏だったと思います。細かいところをつついても本番はもう終わったので、普通に感想と自分の振り返りだけを書いていきますよ。

練習中は男声がよく怒られていましたが、フォーレのテノールは最後の2週間でガラッと変わりましたし、エーデルワイスのベースのイヨマンテ感も取れて、ゲネプロまでに見えていた大きな穴も本番にはだいたい塞がっていました。

第1ステージ

第1ステージの混声合唱のための「旅」ですが、直前まで僕を含めて団員は楽譜を持ってステージに立つと思い込んでいました。が、午前中のゲネプロで譜無しで出ることが決定しました。結果オーライで声も非常によく前に飛んでいてよかったと思います。

この「旅」は古典中の古典で、多分日本書紀とか古事記レベルくらいの曲で、今までに何回聴いたかわからないくらいなのですが、このくらいの規模・技術の合唱団の演奏としては飛び抜けていると言ってもいいくらいの仕上がりでした。「あ、かもめと一緒に歌詞も飛んだ」とか、「譲り合いの真心の結果、ちょっと入りが聞こえないぞ」とかは随所に見られますが、そのマイナスを補うくらい楽譜を外す意味があったなぁと思ってます。

第2ステージ

このステージも前日リハーサルで怒られた部分がほとんど直っていて、本番の集中力は素晴らしいなと思いました。このくらいの状態に2ヶ月くらい前に持ってこれていれば、もっともっといいステージになったのにと思うわけで、僕も心から反省しています。何しろゲネプロで動きを壮大に間違えたので・・・。

ある人がステージがはじまる前の着替え中に、「稽古場やねんから間違えてもいいねん」とおそろしく開き直った発言をしていました。その発想はなかったので、ものすごく感心したわけですが、稽古場ならいろいろあるよねと思って僕も開き直れました。直前に足が言うことを効かなくなったので、行進時に転ばないかだけが心配でしたが、なんとか最後まで持ちました。

第3ステージ

音源を聴く限りでは、経験者と初心者が混じった45人の合唱団とは思えないくらい、しっかりした感じです。足りない部分を弦楽器できちんと補うアレンジにしてくれた先生のおかげに違いありません。ただいかんせん女声が多いので、ここで男声があと3人ずついればなぁというところもありましたが、これもほとんどの場所は少ない男声がそれぞれがんばることで相当カバーできていたのでよかったと思います。

先ほども書いた通り、最後の方は倒れないように必死だったので、万全で最後まで歌いきったという感じではなかったです。4月の上旬にボイストレーニングに行ったのですが、その指導のおかげでそれから喉が疲れることが少なくなって、前よりも長時間声を出せるようになっただけに残念で仕方ありません。いやー、ほんとに後ろにひっくり返らなくてよかった・・・。

と言うわけで、ステージ上の振り返りはこれくらいにして、来週以降は次回の演奏会に向けて、実務的な処理と反省に入りたいと思います。団員が歌いやすいようにマネージメントするのが運営側の仕事ですが、当日もドタバタしていろんな方にご迷惑をお掛けしましたし、私も団員なのでもうちょっときちんと歌わないといけないので、次回に活かせるように資料をまとめておくようにします。

よく考えたら僕はここに入って3年も経っていません。前回の演奏会の半年前に入団して、演奏会のマネジメントは何もしていなかったので、今回はいろいろと手探りでやってきましたが、大将がフラフラしていてもなんとかしてしまうベテランの皆さんに助けられて、なんとか終わりました。本当にありがとうございました。

そして僕は大将に向いていないことにもあらためて気づいた次第です。できれば次回は副将くらいでお願いできればと思います!


プロフィール

フォルトゥナ 代表 sakamoto

大阪でフォルトゥナの屋号でウェブサイトの制作やコンサルティングを行っている坂本邦夫のブログですが、こちらでは仕事の話を書かずに趣味や普段の生活のことを書いていきたいと思っています。

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